NS-6499 Rev.9
価格の改定を実施させていただくことがございます。最新価格につきましては、お問い合わせ下さい。

SSPRO6

マン・マシン・インタフェース、ソフトウェア製品

SCADALINXpro HMI パッケージ

主な機能と特長
●高品質な画面を作成
●各社PLC 約80機種と接続可能
●リモートから監視や制御が可能
●Webブラウザ(Internet Explorer、Edge(IEモード))での運用、VBなどの開発言語に組込み可能

形式:SSPRO6-①

価格

基本価格
クライアント数 01  500,000円
クライアント数 10  600,000円
クライアント数 20  800,000円
クライアント数 30  1,000,000円

ご注文時指定事項

・形式コード:SSPRO6-①
①は下記よりご選択下さい。
(例:SSPRO6-01)

①クライアント数

01:クライアント数 01
10:クライアント数 10
20:クライアント数 20
30:クライアント数 30
クライアント数(同時にサーバ接続)が、30を超える場合はご相談下さい。

製品構成

・SCADALINXpro HMI パッケージ DVD 1枚
 (取扱説明書は日本語版のみ)
・ライセンスキー(USB タイプ) 1個

ソフトウェア構成

SCADALINXpro Server:機器との通信処理、アラーム処理、データログ処理等を行うアプリケーション

SCADALINXpro Editor:画面作成のための編集ツール

SCADALINXpro Browser:Editorで作成した画面をランタイムとして動作させるアプリケーション。Severと通信接続して機器データやアラーム情報、履歴情報等を取得

TL2Linx:TL2シリーズと接続し、SCADALINXpro Serverにデータを提供するアプリケーション
(TL2Linxの機能を使用するには、TL2COMライブラリ
Rev 4.xx(別売)が必要です)
(帳票の修正は行えません)

ソフトウェア構成の詳細については、弊社までお問合わせ下さい。また、最新情報は弊社ホームページをご参照下さい。

接続機器

サーバ:SCADALINXpro Serverが動作する端末

クライアント:SCADALINXpro Browser、Webブラウザ等により画面表示機能を実行する端末

対応プロトコル
・Modbus/TCP:当社リモートI/OやDL30等と接続が可能
 (LAN接続)
・Modbus-RTU:ネットワーク変換器(形式:GR8-EM等)を
 介して54U2等と接続が可能(RS-485接続)
・L-Bus:72LB2、R3RTU-EM2との接続が可能
・PLC:三菱電機Qシリーズ、オムロンNJシリーズ等、各社PLC
 (約80機種)との接続が可能
 (対応機種については、弊社までお問合わせ下さい)

対応インタフェース:OPC(DA1.0/2.0)、DDE、IPLink等
上記3つは、サーバ機能の他、クライアントとしての接続も可能

TL2Linx対応機器:TL2W、TL2R2、TL2W2

タグ

タグの機能:
下位デバイスと信号値を授受し、グラフィック画面等の上位系機能群につなぎます。具体的には、機器の現在値を保持するタグ、トレンドデータを保持するタグ、アラーム発生のトリガとなるタグなどとして設けます。
注)入出力設定では、ユニット(PLC等の機器単位)を設け、ユニットごとに複数のフォルダ(データ収集の単位)を設定し、フォルダごとにタグを設定して管理します。
タグ数に制限を設けていません。

タグのデータ形:
数値データとして整数/バイナリ(符号有無)、整数/BCD(符号有無)、浮動小数形(単精度、倍精度)でバイト/ワード/ダブルワード長、およびビットデータ、文字列データ(アスキー)

タグの文字:
半角で先頭は英字、以降は英数字またはアンダスコア(_)
文字数に制限を設けていません。

主な機能

ロギング機能:
登録されたタグに、SCADALINXpro Serverのロガー機能を設定して、時系列のログデータとしてCSVファイルやデータベース(ODBC)にロギング
ロギングのタイミングは定周期(任意時分秒、1秒以下については数10ms程度まで)、定刻、タグイベントが可能
注)ロガー機能にはスクリプトを持たせることができ、タグ値の演算などが可能です。
タグ数に制限を設けていません。

トレンドデータ機能:
SCADALINXpro Serverにロガー機能を設定し、別途設定したタグを対応づけて収集
収集周期はロガー機能にて設定
注)タグ数に制限を設けていません。

レポートデータ機能:
SCADALINXpro Serverにロガー機能を設定して、別途設定したタグを対応づけ、さらにServerに日報・月報・年報機能を設定し、ロガー機能のタグと結びつけて収集
注)タグ数に制限を設けていません。

アラームデータ機能:
アラームマスターに各アラーム定義(発生条件、メッセージなど)を記述し、SCADALINXpro Serverにアラームサーバ機能を設定し、実行させて収集
注)アラーム定義数に制限を設けていません。

デマンド機能:
SCADALINXpro Serverのデマンドアクションにて収集されたデータを基に、デマンド電力量を算出、推移状況をグラフ表示

EMS機能:
SCADALINXpro Serverのロガー機能にて収集されたデータを基に、使用量、エネルギー換算、原油換算、CO2換算を行いグラフ表示

表示仕様

画面の作成:
SCADALINXpro Editorのフォーム上に、画面を構成する要素である各種パーツ(コントロール)を貼付けることにより作成
注)スクリプトとして、画面上の操作やタグ値の更新(イベント)に基づく処理(関数の利用可能)を記述できます。

画面の表示:
SCADALINXpro Editorで作成した画面は、SCADALINXpro
Browser等にて表示



画面の種類:
画面を構成する基本パーツ(約50種類の標準コントロール)が用意されており、これらのコントロールを組合せ、またライブラリ(700種類以上)を利用して種々の画面(監視、制御等)を自由に作成
代表的な画面は下記の通り

■監視・制御:装置の現在値表示、ランプ表示、メータ表示等の監視や、ボタン、スイッチ、スライダ等で装置の制御を行う画面
■アラーム一覧:現在発生中のアラーム一覧であるアラームサマリ、アラームの発生履歴一覧であるアラーム履歴、発生履歴を動的に一覧表示するリアルタイムアラーム
■トレンドグラフ:装置の状態を表示するリアルタイムトレンドグラフ、過去の保存データを表示するヒストリカルトレンドグラフ
■レポート:レポートデータを日報、月報、年報として表示

必要システム(お客様ご用意)

OS:
Windows 7 32bit 
Windows 7 64bit
Windows Server 2008 *1、*2
Windows Server 2008 R2 *1、*2
Windows 8 32bit *2
Windows 8 64bit *2
Windows 8.1 32bit *2
Windows 8.1 64bit *2
Windows 10 32bit 
Windows 10 64bit
Windows 10 IoT Enterprise *1、*2
Windows 10 IoT Enterprise LTSB 2016 *1
Windows 10 IoT Enterprise LTSC 2019 *1
Windows 11 *1*2
Windows Server 2012 *1、*2
Windows Server 2012 R2 *1、*2
Windows Server 2016 *1、*2
Windows Server 2019 *1、*2
CPU:1GHz以上
RAM:2GB以上
HDD:1GB以上の空き容量
*1、FL-net通信ドライバは対応しません。
*2、TL2Linxは対応しません。
注1)取扱説明書は日本語版のみ。
注2)Windows Embedded OS(Windows 10 IoT Mobile
Enterprise、Windows 10 IoT Core/Core Pro、Windows
Embedded 8、Windows Embedded 7等)はサポートしていません。
注3)TL2Linxをご使用になる場合は、64bitのパソコンであっても、SCADALINXpro 32bit版をインストールして下さい。

システムの運用

スタンドアローン:
1台のパソコンに、SCADALINXpro ServerとSCADALINXpro Browserをインストールして1台のパソコンのみで運用

複数パソコン:
1台のパソコンに、SCADALINXpro Server(あわせて
SCADALINXpro Browser)をインストールし、他のパソコンに
SCADALINXpro Browserをインストールして複数のパソコンで運用

リモートクライアント:
1台のパソコンに、SCADALINXpro Server(あわせて
SCADALINXpro Browser)をインストールし、インターネットやイントラネットを介してリモートのパソコン上にSCADALINXpro
Browserをインストールして運用
注)クライアントパソコン上で動作するアプリケーションとしては、SCADALINXpro Browserを利用する通常の運用の他、Webブラウザ(Internet Explorer、Edge(IEモード))を利用してリモートからURLで運用することもできます。
また、監視・制御画面等をVisual BasicやC++等の開発言語に組込んで運用することもできます。

システム構成例