NS-9795 Rev.7
価格の改定を実施させていただくことがございます。最新価格につきましては、お問い合わせ下さい。

R8-PC4A

省スペース リモートI/O変換器 R8 シリーズ

パルス出力カード

(トランジスタ4点、有電圧接点、NPN対応)
主な機能と特長
●トランジスタ4点出力の省スペースリモートI/Oカード
●コンフィギュレータソフトウエア(形式:R8CFG)により、パソコンから設定が可能

形式:R8-PC4A①

価格

基本価格 35,000円
加算価格
・オプション仕様により加算あり。

ご注文時指定事項

・形式コード:R8-PC4A①
①は下記よりご選択ください。
(例:R8-PC4A/A/Q)
・オプション仕様(例:/C01)

①付加コード(複数項指定可能)

◆フィールド用電源の0V出力
/A:あり(必ずご指定下さい。)
◆オプション仕様
無記入:なし
/Q:あり(オプション仕様より別途ご指定下さい。)

オプション仕様

◆コーティング(詳細は、弊社ホームページをご参照下さい。)
/C01:シリコーン系コーティング +1,000円
/C02:ポリウレタン系コーティング +1,000円

関連機器

・コンフィギュレータソフトウェア(形式:R8CFG)
コンフィギュレータソフトウェアは、弊社のホームページよりダウンロードが可能です。
本器をパソコンに接続するには専用ケーブルが必要です。
対応するケーブルの形式につきましては、ホームページダウンロードサイトまたはコンフィギュレータソフトウェア取扱説明書をご参照下さい。

機器仕様

接続方式
・出力:4ピン e-CONコネクタ
  本体側コネクタ XN2D-1474-S002(オムロン製)
  推奨ケーブル側コネクタ XN2A-1470(オムロン製)
  適用電線サイズ:0.08~0.5mm2(AWG28~20)ただし、
  電線被覆外径がφ1.5以下であること。
  (ケーブルコネクタは本器に付属しません。
    詳細はメーカカタログをご参照下さい。)
・フィールド用電源、内部通信バス:内部通信バス用コネクタに
  接続
・内部電源:内部通信バス用コネクタより供給
アイソレーション:出力・フィールド用電源-内部通信バス・内部電源間
ONパルス幅、OFFパルス幅設定:側面ディップスイッチにより設定
カードアドレス設定:ロータリスイッチにて設定
終端抵抗:内蔵(ディップスイッチにて切替、出荷時設定:無効)
コンフィギュレーションモード設定:側面のディップスイッチにより設定
状態表示ランプ:赤/緑2色LED
出力状態表示ランプ:緑色LED
(ランプ表示仕様については取扱説明書参照。)

出力仕様

出力信号:トランジスタ4点(NPN対応)
最大出力周波数:約80Hz(ディップスイッチにより設定可能)
最大出力パルス数/回:2000(1回の書込みで出力できるパルス数は2000までです。現在値との差分が2001パルス以上となる設定をした場合、出力されません。)
積算パルス数:1~10000(コンフィギュレータソフトウエア(形式:R8CFG)にて積算パルス上限値を1~65535で設定可能。リセット時のみ“0”)
カウントオーバーフロー時の動作:リセットして1より再カウント
絶縁方式:フォトカプラ絶縁
定格負荷電圧:24V DC±10%(フィールド用電源より供給)
                        24V DC(外部電源*1より供給)
定格出力電流:0.2A/点(フィールド用電源より供給)
                        0.2A/点(外部電源*1より供給)
*1フィールド用電源とは別の電源をご用意下さい。
   外部電源をご使用の場合も、フィールド用電源の供給は必要です。
残留電圧:0.5V以下
洩れ電流:0.1mA以下
負荷短絡保護機能付き
過熱保護機能付き

設置仕様

最大消費電流:100mA
使用温度範囲:-10~+55℃
使用湿度範囲:30~90%RH(結露しないこと)
使用周囲雰囲気:腐食性ガス、ひどい塵埃のないこと
取付:DINレール取付
質量:60g

性能

占有エリア:2
カードアドレス使用数:2
絶縁抵抗:100MΩ以上/500V DC
耐電圧:出力・フィールド用電源-内部通信バス・内部電源-
大地間
1500V AC 1分間

適合規格

適合EU指令:
電磁両立性指令(EMC指令)
 EMI EN 61000-6-4
 EMS EN 61000-6-2
RoHS指令

動作説明

上位通信から出力パルス数(目標値)を書込むと、R8-PC4Aで現在までに出力したパルス数(現在値)との差分を残りパルス数として出力します。
R8-PC4Aの現在値は電源をOFFしても保持します。
目標値が0または積算パルス上限値より大きい値は無効となります。また、目標値が現在値に対して2001以上の場合、パルス出力されずに現在値=目標値となります。
例1)現在値=1000で、目標値=1500とすると500パルスを出力する。
例2)現在値=9000で、目標値=500とすると1500パルスを出力する。
例3)現在値=1000で、目標値=3001とするとパルス出力はせず、現在値=3001となる。
(積算パルス上限値が初期設定の10000である場合)

パネル図

動作モード設定

(*)は工場出荷時の設定

外形寸法図(単位:mm)

ブロック図・端子接続図