NS-9722 Rev.11
価格の改定を実施させていただくことがございます。最新価格につきましては、お問い合わせ下さい。

R8-NM1

省スペース リモートI/O変換器 R8 シリーズ

電源通信ユニット

(Modbus用)
主な機能と特長
●アナログ入出力やデジタル入出力信号をフィールドバス
(Modbus)に入出力するリモートI/Oカード
●省スペース
アプリケーション例
●DCSやPLC用のリモートI/Oカード

形式:R8-NM1-R①

価格

基本価格 40,000円
加算価格
・オプション仕様により加算あり。

ご注文時指定事項

・形式コード:R8-NM1-R①
①は下記よりご選択ください。
(例:R8-NM1-R/Q)
・オプション仕様(例:/C01)

種類

NM1:Modbus

供給電源

◆直流電源
R:24V DC(許容範囲±10%、リップル含有率10%p-p以下)

①付加コード

◆オプション仕様
無記入:なし
/Q:あり(オプション仕様より別途ご指定下さい。)

オプション仕様

◆コーティング(詳細は、弊社ホームページをご参照下さい。)
/C01:シリコーン系コーティング +1,000円
/C02:ポリウレタン系コーティング +1,000円

関連機器

・コンフィギュレータ接続ケーブル(形式:COP-US)
・コンフィギュレータソフトウェア(形式:R8CFG)
コンフィギュレータソフトウェアは、弊社のホームページよりダウンロードが可能です。

付属品

・エンドカバー

機器仕様

接続方式
・供給電源・フィールド用電源:スプリング式端子接続(T字型分岐プラグ)
  適用電線サイズ:0.2~2.5mm2、剥離長 10mm
・Modbus:スプリング式端子接続(T字型分岐プラグ)
  適用電線サイズ:0.2~1.5mm2、剥離長 10mm
・内部通信バス・内部電源・フィールド用電源:内部通信バス用コネクタに接続
接続台数 : 最大16台
(ただし、入出力カードの合計電流は1.6A以内の制限があります。)
アイソレーション:Modbus-内部通信バス・内部電源・供給電源-フィールド用電源-FE1間
状態表示ランプ:Power、Run、Error、SD、RD
占有エリア設定:エリア1、2

Modbus仕様

通信方式:半二重非同期式無手順
通信規格:TIA/EIA-485-A準拠
伝送距離:500m以下
伝送ケーブル:シールド付より対線(CPEV-S 0.9φ)
通信設定:ロータリスイッチとディップスイッチにより設定
・データ:RTU(Binary)、ASCII
・パリティ:なし、偶数、奇数
・伝送速度:4800、9600、19.2k、38.4k(bps)
ノードアドレス:ロータリスイッチにて設定
終端抵抗:内蔵(ディップスイッチにて切換、出荷時設定値:無効)

設置仕様

消費電力
・直流電源:約12W 24V DC(内部電源最大電流 1.6A時)
内部電源(入出力カード用供給電源)
・直流電源:5V DC
・電流容量:1.6A
フィールド用電源(入出力カード用フィールド用電源)
・直流電源:24V DC±10%
・許容電流:10A
(供給電源(フィールド用電源)用コネクタから内部通信バス用コネクタを経由して各入出力カードに供給します。フィールド用電源の消費電流が許容電流以下になるようにして下さい)
使用温度範囲:-10~+55℃
使用湿度範囲:30~90%RH(結露しないこと)
使用周囲雰囲気:腐食性ガス、ひどい塵埃のないこと
取付:DINレール取付
質量:160g

性能

絶縁抵抗:100MΩ以上/500V DC
耐電圧:Modbus-内部通信バス・内部電源・供給電源-フィールド用電源-FE1間
1500V AC 1分間

適合規格

適合EU指令:
電磁両立性指令(EMC指令)
 EMI EN 61000-6-4
 EMS EN 61000-6-2
RoHS指令

パネル図

配線

Modbusファンクションコード

Modbus I/O割付

本体前面のディップスイッチにより、占有エリア“1”モードと占有エリア“2”モードに切換えることができます。
占有エリア“1”モードでは、全ての入出力カードの入出力データを1ワードと見なします。このため、アナログ2点の入出力カードでは、2点目の入出力は使用できなくなります。
占有エリア“2”モードでは、全ての入出力カードの入出力データを2ワードと見なします。 
32ビットデータを扱う入出力カードを使用する場合は、占有エリア“2”モードでご使用下さい。
接点入出力の場合は占有エリア数には影響を受けません。ただし、カード1枚あたり16点として割付けるため、4点入出力のカードでは、入出力5〜16は0となります。
●アナログ4点タイプの入出力カードを使用する場合
アナログ4点タイプの入出力カードについては、1カードで2アドレスを使用します。
例えばR8-SV4Nをアドレス5にして接続した場合、入力1と入力2がアドレス5に、入力3と入力4がアドレス6に割り当てられます。
上例の場合、他の入出力カードをアドレス6に設定しないようにしてください。
また、占有エリア2にしている場合は、入力1~入力4まで全て使えますが、占有エリア1に設定している場合は、入力1と入力3のみがデータとして使用されます。
●入出力混在タイプの入出力カードを使用する場合
R8-NM1ではV1.04以降のバージョンで、入出力混在タイプの入出力カードにも対応しています。R8-NM1のバージョンはコンフィギュレータソフトウェア(形式:R8CFG)にて確認できます。

入出力データ

■アナログデータ
■パルスデータ(16ビットデータ長)
■パルスデータ(32ビットデータ長)
■アナログデータ(温度データ)
■アナログデータ(CTデータ)
■接点データ

外形寸法図(単位:mm)

■本体

ブロック図・端子接続図

EMC(電磁両立性)性能維持のため、FE1端子を接地して下さい。
注)FE1端子は保護接地端子(Protective Conductor Terminal)ではありません。