NS-7779-E Rev.3
価格の改定を実施させていただくことがございます。最新価格につきましては、お問い合わせ下さい。

R7I4DECT-1-SVF8N

リモートI/O R7I4D シリーズ

少点数入出力ユニット

(EtherCAT用、高速直流電圧入力、チャネル間非絶縁8点、
e-CONコネクタ)
主な機能と特長
●EtherCAT用高速直流電圧8点入力の少点数入出力ユニット
●コンフィギュレータソフトウェア(形式:R7CFG)を用いることにより、入力一点ごとの設定、ゼロスパン調整、スケーリング設定の変更などが可能
EtherCAT®は、Beckhoff Automation GmbH(ドイツ)よりライセンスを受けた特許取得済み技術であり登録商標です。

形式:R7I4DECT-1-SVF8N-R①

価格

基本価格 90,000円
加算価格
・オプション仕様により加算あり。

ご注文時指定事項

・形式コード:R7I4DECT-1-SVF8N-R①
①は下記よりご選択下さい。
(例:R7I4DECT-1-SVF8N-R/Q)
・オプション仕様(例:/C01/SET)

端子台

1:電源用:コネクタ形スプリング式端子台
通信用:RJ-45モジュラジャック
入出力用:e-CONコネクタ

種類

SVF8N:高速直流電圧入力8点(チャネル間非絶縁)

供給電源

◆直流電源
R:24V DC(許容範囲 ±10%、リップル含有率 10%p-p以下)

①付加コード

◆オプション仕様
無記入:なし
/Q:あり(オプション仕様より別途ご指定下さい。)

オプション仕様(複数項指定可能)

◆コーティング(詳細は、弊社ホームページをご参照下さい。)
/C01:シリコーン系コーティング +1,000円
/C02:ポリウレタン系コーティング +1,000円
/C03:ラバーコーティング +1,000円
◆出荷時設定
/SET:仕様伺書(図面番号:NSU-7779-SVF8N)通りに設定 +0円

関連機器

・コンフィギュレータソフトウェア(形式:R7CFG)
・ESIファイル
コンフィギュレータソフトウェアおよびESIファイルは、弊社のホームページよりダウンロードが可能です。
本器をパソコンに接続する場合、市販のUSB MINI B規格のケーブルをご使用下さい。(お客様ご用意)

機器仕様

接続方式
・EtherCAT:RJ-45モジュラジャック
・供給電源:コネクタ形スプリング式端子台
・入力信号:e-CONコネクタ
ハウジング材質:難燃性灰色樹脂
アイソレーション:入力-EtherCAT・FE-供給電源間
入力ゼロ調整:R7CFGにより設定
入力スパン調整:R7CFGにより設定
入力レンジ設定:R7CFGにより設定
移動平均回数設定:R7CFGにより設定
状態表示ランプ:PWR、RUN、ERR、L/A IN、L/A OUTで状態を表示(詳細は取扱説明書を参照下さい。)

EtherCAT仕様

通信規格:IEEE802.3u
伝送種類:100BASE-TX
伝送速度:全二重100Mbps
伝送ケーブル:100BASE-TX(STPケーブルカテゴリ5e)
ノード間最大長:100m
固定アドレス設定:ロータリスイッチにて設定
Modular Device Profile(MDP)準拠
(マスタは必ずMDPをサポートしたものをご使用下さい。)

入力仕様

入力抵抗:1MΩ以上
入力レンジ:-10~+10V DC、-5~+5V DC、0~10V DC、
0~5V DC、1~5V DC

設置仕様

消費電流
・直流電源:約40mA(コネクタ定格電流8A)
使用温度範囲:-10~+55℃
保存温度範囲:-20~+65℃
使用湿度範囲:30~90%RH(結露しないこと)
使用周囲雰囲気:腐食性ガス、ひどい塵埃のないこと
取付:壁またはDINレール取付(35mmレール)
質量:約170g

性能

変換精度:±0.1%
変換速度:2.5ms/8チャネル
変換データ:入力レンジに対し0~10000
温度係数:±0.015%/℃
入力回路の遅延時間:10ms以下(0→90%)
絶縁抵抗:100MΩ以上/500V DC
耐電圧:入力-EtherCAT・FE-供給電源間 
1500V AC 1分間

適合規格

適合EU指令:
電磁両立性指令(EMC指令)
 EMI EN 61000-6-4
 EMS EN 61000-6-2
RoHS指令

コンフィギュレータソフトウェア設定

コンフィギュレータソフトウェアを用いることにより、以下の設定が可能です。
コンフィギュレータソフトウェア(形式:R7CFG)の使用方法については、R7CFGの取扱説明書をご覧下さい。

パネル図

端子配列

■入力の配線

応答時間

入力ユニットの応答時間は、0→100%のステップ状の入力信号が与えられてから、本器(スレーブ)の通信用CPUが90%の入力信号を送信するまでの時間です。
 
TCOM:上位機器(マスタ)で設定しているEtherCAT通信周期
EtherCAT通信周期は、システム構成、設定によって変わります。

TINP:入力ユニット応答時間 ≦ 入力回路の遅延時間(Ta)+変換速度*1(Tb)+入力内部処理時間(Tc)(通信周期2回分)

*1、変換速度×移動平均回数(1~128)となります。 

例、移動平均回数1回、EtherCAT通信周期:1msの場合
入力ユニット応答時間(TINP):入力回路の遅延時間(10ms)+変換速度(2.5ms)×移動平均回数(1回)+ 入力内部処理遅延時間(1ms×2)=14.5[ms]

ビット配置

アナログ入力ユニットは、コンフィギュレータソフトウェア(形式:R7CFG)にてスケーリングが可能です。詳細はコンフィギュレータソフトウェアの取扱説明書をご参照下さい。

外形寸法図(単位:mm)

取付寸法図(単位:mm)

ブロック図・端子接続図

EMC(電磁両立性)性能維持のため、FE端子を接地して下さい。
注)FE端子は保護接地端子(Protective Conductor Terminal)ではありません。