NS-9295 Rev.9
価格の改定を実施させていただくことがございます。最新価格につきましては、お問い合わせ下さい。

PID-T1

教材シリーズ

PID実習セット

(温度制御)
主な機能と特長
●電球の表面温度をPID制御によって一定値に制御します。操作や表示はパソコンを通して行いますので、実際のプロセスを制御するのと同様の感覚で、PID制御を体験することができます。
Windowsで、どなたでも簡単に取り扱える監視操作ソフト(形式:SFDT)を使用します。
●パソコンを使ってPID制御の実習・体験ができます。
●100V AC電源があれば、何処でも簡単に実習ができます。
●軽量・コンパクトで、持ち運びが容易です。
●どなたでも簡単に扱えるように説明書をご用意しています。
・PID制御入門
・PID実習セット 取扱説明書
・PID実習テキスト

形式:PID-T1-B

価格

基本価格 528,000円

ご注文時指定事項

・形式コード:PID-T1-B

供給電源

◆交流電源
B:100V AC(許容範囲 ±10%、50/60±2Hz)

関連機器

・ 監視・操作ソフト(形式:SFDT)
注)ソフトウェアの機能および必要なシステム(お客様ご用意)については、各ソフトウェア製品の仕様書をご参照下さい。

機器構成

カップルユニット(形式:SMTS-2A-K/D 0~200℃)
デューティーパルス変換器(形式:MTD-A4-K)
アスキー通信ユニット(形式:SMDF-1-K)
SSR(形式:G3F-203SN オムロン製)
電球(定格:100V AC/60W)
シース形K熱電対(形式:E52-CA15A-1φオムロン製)
パソコンおよびRS-232-Cリバースケーブルは別途ご用意下さい。

機器仕様

構造:据置形
接続方式
・電源部:コンセント用プラグ
・RS-232-C:25ピン、Dサブコネクタ(メス形)
(コネクタ固定ねじ M2.6×0.45)
ハウジング材質:t1.2 鋼板
塗装:マンセル2.5Y8相当-半艶

設置仕様

消費電力
・交流電源:約70VA
使用温度範囲:5~40℃
使用湿度範囲:30~90%RH(結露しないこと)
質量:約4kg

通信ケーブルの仕様

パソコンとの接続には下図のようなケーブルをご使用ください。

外形寸法図(単位:mm)

寸法公差±2

機器構成図

■構成機器
カップルユニット(形式:SMTS-2A-K/D)
 K熱電対を入力とするスーパーM・UNITです。0~200℃の熱電対入力変換器と調節計2台や各種演算器ブロックやシーケンサが内蔵
 されていますが、ここでは熱電対直入力のPID調節計として使用します。
アスキー通信ユニット(形式:SMDF-1-K)
 カップルユニットとパソコンを接続するためのインタフェースです。アスキー文字によるコマンド/レスポンス方式の通信手順を採用して
 います。
デューティーパルス変換器(形式:MTD-A4-K)
 4~20mA DCの入力信号を24V DCのデューティーパルス(周期は一定でオンとオフの比率が変化するパルス)に変換します。
SSR(ソリッドステートリレー)
 デューティーパルス変換器からの電圧パルスで大きな交流電流を開閉します。
■動作説明
PID実習セットは、電球を制御対象とし、その表面温度をカップルユニット内のPID制御ブロックにより一定値に制御するものです。
カップルユニットとパソコンとは、アスキー通信ユニットによって接続されており、PID制御ブロックの入出力である温度測定値,制御目標値,および制御出力はパソコンの画面にリアルタイムで指示されます。
またパソコンからの簡単な操作で設定値やPID定数の変更を自由に行うことができます。