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詳細につきましては仕様書PDFをご参照ください。


TL2F-R2

フィールドロガーシリーズ

FAXロガー
(リモートI/O 外付、公衆回線用)

主な機能と特長
●定時刻にモデム経由FAX機へ日報、月報、年報を印刷
●FAX機から本器を呼出し、日報、月報、年報、異常ログ・運転ログを印刷
●入力データを監視し、異常が発生したときはあらかじめ設定されている通報文をFAXまたはEメール・音声にて送信
●FAXロガー本体と市販品のFAX機があれば、遠隔監視と運転日報・運転月報・運転年報の作成が容易に可能
●時計自動調整
●デジタル計器ライン出力、アナログ演算出力値をトレンド記録、事象検出、帳票等へ反映可能
アプリケーション例
●マンホールポンプの状態監視、運転監視および運転日報、運転月報、運転年報の作成

形式:TL2F-R2-①②

価格
基本価格 200,000円
加算価格
24V DC電源  +10,000円
音声機能付 +50,000円

ご注文時指定事項
・形式コード:TL2F-R2-①②
①、②は下記よりご選択ください。
(例:TL2F-R2-M2/V/L)

①供給電源
◆交流電源
M2:100~240V AC(許容範囲 85~264V AC、47~66Hz)
◆直流電源
R:24V DC(許容範囲 20.4~26.4V DC、リップル含有率 10%p-p以下)

②付加コード(複数項指定可能)
◆音声機能
無記入:なし
/V:あり
◆帳票データの合計値の集計方法
無記入:サンプリングデータ集計
(収録したサンプリングデータから合計値を算出して表示する)
/L:表示データ集計
(帳票欄(セル内)に表示しているデータから合計値を算出して
表示する)
注)詳細な集計方法は取扱説明書の「帳票表示と運用上の注意」を
参照ください。

関連機器
・リモートI/O(形式:R1Mシリーズ、R5シリーズ、R3シリーズ、
R7Mシリーズ)
・ コンフィギュレータ接続ケーブル
(形式:MCN-CONまたはCOP-US)
・総合支援パッケージソフト(形式:TL2PAC)は弊社のホームページよりダウンロードが可能です。
・バックアップ電池ユニット(形式:TLB5)
(R電源時のみ使用可能)
・電話回線用避雷器(形式:MD-TL、MDP-TLなど)

機器仕様
構造:プラグイン構造
適用FAX:G3またはスーパーG3
接続方式
・RS-485:コネクタ形ユーロ端子台
(適用電線サイズ:0.2~2.5mm2、剥離長 7mm)
・供給電源:M3.5ねじ端子接続
・接点出力駆動用電源:M3.5ねじ端子接続
・バックアップ電源:M3.5ねじ端子接続
・FG接地用端子:M3.5ねじ端子接続
・バックアップ電源用接点入力:M3.5ねじ端子接続
・装置故障接点出力:M3.5ねじ端子接続
・TL2POL用内蔵接点出力:M3.5ねじ端子接続
・LINE(FAXモデム):モジュラジャック
端子ねじ材質:鉄にクロメート処理
ハウジング材質:難燃性黒色樹脂
トグルスイッチ
・RUN:動作時
・DISA.RPTG:通報停止
・CNFG:ビルダ使用時
アイソレーション:LINE-RS-485-FG-Do1・Do2・Do3・Do4・装置故障接点出力・接点出力駆動用電源-バックアップ電源用接点入力-電源・バックアップ電源間
カレンダ時計:年(西暦4ケタ)・月・日・曜日・時・分・秒
内蔵バッテリ:リチウム金属電池(形式:CR14250SE-P1-1)(バッテリ交換不可)
動作表示ランプ
・RUN:緑色LED、正常動作時点滅
・SEND:緑色LED、上位通信回線送信中に点灯
・FIELD:緑色LED、下位通信回線送信中に点灯

RS-485仕様
伝送路形態:バス形マルチドロップ
通信規格:TIA/EIA-485-A 準拠
伝送速度:38.4kbps
(1スタートビット、1ストップビット、8ビットデータ、奇数パリティ)
制御手順:Modbus-RTU
伝送距離:500m以下
伝送ケーブル:シールド付より対線(CPEV-S 0.9φ)

NCU付モデム仕様
適用回線:一般公衆回線(2線式)およびPBXの内線
(NTT回線準拠 極性反転なし回線には対応しません。)
制御方法:自動受信/自動発信(NCU:AA形)
モデム仕様
・通信方式:全二重通信方式
・通信速度:モデム  受信1,200~56,000bps
  送信1,200~33,600bps
・通信規格:モデム  V.90、K56flex、V.34、V.32 bis、V.32、
  V.22 bis、V.22
・エラー訂正:V.42、MNP4
・データ圧縮:V.42 bis、MNP5
FAX仕様
・通信方式:半二重通信方式
・通信速度:2,400~14,400bps
・通信規格:V.17、V.29、V.27 ter、V.21
・制御:class2
JATE認定番号:AD06-0220001

入力仕様
■バックアップ電源用接点入力
入力信号:無電圧スイッチ 1点
絶縁方式:フォトカプラ絶縁
検出電圧/電流:5V DC/4mA
接点閉/オン抵抗:200Ω以下
接点開/オフ抵抗:100kΩ以上
オン電圧:2.0V以下
オン洩れ電流:0.8mA以下

出力仕様
■TL2POL用内蔵・装置故障接点出力
出力信号:24V給電形オープンコレクタ 5点
コモン:マイナスコモン
絶縁方式:フォトカプラ絶縁
装置故障接点開閉条件
・正常時:接点閉
・異常時:接点開(CPU異常時、停電時)
最大定格負荷:30V DC 100mA(抵抗負荷)
飽和電圧:0.5V以下
過電流保護:0.2Aスロー・ブロー・ヒューズ(交換不可)
誘導負荷を駆動する場合は、接点保護とノイズ消去を
行ってください。

設置仕様
消費電力
・交流電源:約10VA
・直流電源:約6W 250mA
接点出力駆動用電源:24V DC -15~+10%、
約0.4W(24V DC時 約16mA)
バックアップ電源:12~14.2V DC
リップル含有率10%p-p以下 500mA
(R電源時のみ有効となります。)
使用温度範囲:-5~+45℃
使用湿度範囲:20~70%RH(結露しないこと)
取付:壁またはDINレール取付
質量:約450g

性能
カレンダ時計:月差1分以下(周囲温度変動±5℃/日以内)
絶縁抵抗:100MΩ以上/500V DC
耐電圧:
LINE・FG-RS-485-Do1・Do2・Do3・Do4・装置故障接点出力・接点出力駆動用電源-バックアップ電源用接点入力-電源・バックアップ電源間
2000V AC 1分間
LINE-FG 500V AC 1分間

本器設定用パソコン環境
パソコン:RS-232-C(9ピン、Dサブコネクタ)または、USBポート(バージョン1.1以上)の接続が可能なこと
OS:Windows XP、Windows Vista Business 32bit、Windows 7(32bit/64bit)、Windows 10(32bit/64bit)

パネル図

端子接続図
R3シリーズ、R5シリーズ、R7Mシリーズと接続する場合は、本体取扱説明書(NM-6154)を参照してください。

外形寸法図(単位:mm)・端子番号図

ロギング機能
事象検出機能:接点入力、デジタル計器ライン出力を0.5秒周期で監視し、異常発生/解除、機器運転入/切などの事象を検出
アナログ入力値、アナログ演算出力値を0.5秒周期で監視し、入力点ごとに設定された上限警報設定値、下限警報設定値に従って、異常発生/解除の事象を検出
設定により、異常事象検出時の警報出力が可能
事象ログ機能:異常発生/解除、機器運転入/切、停復電などの事象を検出し、タイムスタンプを付けてメモリ内に蓄積可能
FAXからの呼出印刷で最大320件取得可能
帳票作成機能:リモートI/O入力データ*1(最大アナログ入力32点、接点入力32点)を時計データ、日計データ、月計データとして集計し日報、月報や年報を印刷するための帳票データを自動作成
日報、月報、年報ともにA4判1ページに8項目×8ページ=64項目のデータを表示可能
帳票データ項目は別表「帳票データ項目一覧」を参照
・日報:11日間(当日含む)を記録
・月報:13か月間(当月含む)を記録
・年報:2年間(当年含む)を記録。年報開始月を1月、4月、10月から選択可能
*1、アナログ入力32点、接点入力32点を超える点数を接続している場合(デジタル計器ライン出力、アナログ演算出力値を使用する場合も含む)、使用する入力をビルダソフトで選択する必要があります。

通信機能
・FAX通信機能
事象通報:異常発生/解除、機器運転入/切、アナログ上下限警報、停復電などの事象検出にて通報文をFAX機へ通報
通報先は最大8か所
定時通報:日報(月報、年報)を任意の時刻(月報、年報は任意の日にち)に最大8か所まで通報
呼出印刷:FAX機から本器を呼出し、日報、月報、年報または異常ログ・運転ログの印刷要求を行うことで、本器から各通報を受信可能
本器へのアクセスはパスワードの設定により規制をかけることも可能
・音声通信機能
音声通報:異常発生/解除、機器運転入/切、アナログ上下限警報、停復電などの事象検出にて通報文を電話機へ通報
AND巡回形、OR巡回形を要求コードにより選択可能、通報優先順位は通報先1からとする。
通報先は最大8か所
音声報告:電話機から本器を呼出し、異常状態の事象を読上げることが可能
音声読上げ機能:アナログ入力、接点入力の現在値を読上げる。1点ずつ選択可能
・Eメール通信機能
Eメール通報:異常発生/解除、機器運転入/切、アナログ上下限警報、停復電などの事象検出にてEメール通報
通報先Eメールアドレスは最大8か所
認証方式はAPOP、POP3、SMTP-AUTH(CRAM-MD5、
LOGIN、PLAIN)に対応

その他の機能
設定機能
・ビルダ設定:専用のビルダソフトをインストールしたパソコンから、本器が持つ機能の各種設定が可能
(パソコンはお客様にてご用意ください。)
制御機能:0.5秒周期で合わせて64個のリレー回路を組むことが可能(ただし、Web画面表示など一部使用できない機能あり)
・ロジック制御機能:内部接点出力(Do4点、ただしUPSバックアップ使用時Do3点)を利用して、簡潔な論理制御が可能。デジタル計器ライン出力を接点入力と同様に事象検出、帳票へ反映可能。
・アナログ演算機能:アナログ入力を四則演算し、比較結果を接点出力可能。アナログ演算出力値をアナログ入力と同様に事象検出、帳票へ反映可能。
時計自動調整機能:指定時刻にNTPサーバ(時刻サーバ)に接続して、時計の自動修正をすることが可能

リモートI/O対応表

システム構成例

© 1997 株式会社エムジー