*一部表示できない項目がございます。
詳細につきましては仕様書PDFをご参照ください。


D3-LR3

テレメータ D3 シリーズ

モデムインタフェースカード
(専用回線通信モデム、上位機器間通信対応)

主な機能と特長
●上位通信カード、専用回線通信モデムと組合わせて使用し、
PLC等の上位機器同士のデータ送受信が可能
●上位機器と別途にD3の入出力カード同士のデータの送受信が可能
●音声・データ同時通信モデム(形式:MOD7)を使用すれば、受話器を付加して音声通話も可能
アプリケーション例
●上・下水道の監視

形式:D3-LR3-①②

価格
基本価格 100,000円
加算価格
100~120V AC電源  +10,000円
200~240V AC電源  +10,000円
24V DC電源  +10,000円
・オプション仕様により加算あり。

ご注文時指定事項
・形式コード:D3-LR3-①②
①、②は下記よりご選択ください。
(例:D3-LR3-R/Q)
・オプション仕様(例:/C01)

①供給電源
N:供給電源回路なし
◆交流電源
K3:100~120V AC(許容範囲 85~132V AC、47~66Hz)
L3:200~240V AC(許容範囲 170~264V AC、47~66Hz)
◆直流電源
R:24V DC(許容範囲 ±10%、リップル含有率 10%p-p以下)
*、電源カード、供給電源回路付通信カードなどと併用する場合
  は使用できません。また、電源の2重化時は使用できません。

②付加コード
◆オプション仕様
無記入:なし
/Q:あり(オプション仕様より別途ご指定下さい。)

オプション仕様
◆コーティング(詳細は、弊社ホームページをご参照下さい。)
/C01:シリコーン系コーティング +500円
/C02:ポリウレタン系コーティング +500円
/C03:ラバーコーティング +500円

注意事項
■上位機器(PLCなど)と入出力カードの関係
本器は上位機器(PLCなど)データと入出力カードを別々に処理しています。上位機器の(PLCなど)データを出力カードから出力する、入力カードのデータを上位機器(PLCなど)に送信することはできませんのでご注意下さい。

関連機器
・RS ケーブル(形式:DCN5)
・専用回線モデム(形式:MOD1、MOD3□、MOD6、MOD7)
・コンフィギュレータソフトウェア(形式:D3CON)
コンフィギュレータソフトウェアは、弊社のホームページよりダウンロードが可能です。
本器をパソコンに接続するには専用ケーブルが必要です。
対応するケーブルの形式につきましては、ホームページダウンロードサイトまたはコンフィギュレータソフトウェア取扱説明書をご参照下さい。
・上位通信カード(形式:D3-N□)
(D3-NS□、D3-NE2、D3-NM2は使用できません)

機器仕様
接続方式
・RS-232-C:9ピン、Dサブコネクタ(メス形)
(コネクタ固定ねじ M2.6×0.45)
・内部通信バス:ベース(形式:D3-BS□)に接続
・内部電源:ベース(形式:D3-BS□)より供給
・供給電源・RUN接点出力:M3ねじ2ピース端子台接続(締付トルク0.5 N・m)
推奨圧着端子:R1.25-3(日本圧着端子製造、ニチフ)
(スリーブ付圧着端子使用不可)
(適用圧着端子サイズの図を参照)
・適用電線サイズ:0.75~1.25mm2
端子ねじ材質:鉄にニッケルメッキ
アイソレーション:RS-232-C・内部通信バス・内部電源-供給電源-RUN接点出力-FG間
マスタ/スレーブ切替設定:マスタ、スレーブを側面のディップスイッチにより設定
伝送データ設定:専用回線間を送受信する上位機器のデータの有無を、前面ディップスイッチにより設定
(ファームウェアバージョン0.05未満は無効となります。)
上位機器データ量設定:専用回線間を送受信する上位機器のデータ量を、前面ディップスイッチにより設定
接続モデム設定:接続するモデムを前面ディップスイッチにより設定
その他、ディップスイッチによる設定
・組合せ異常検出設定
詳細は取扱説明書をご参照下さい。
RUN表示ランプ:赤/緑2色LED、交信正常時 緑色点灯、データ受信時 赤色点滅(ディップスイッチにて切替)
ERR表示ランプ:赤/緑2色LED、交信異常時 緑色点灯、内部回路異常時 緑色点滅、データ送信時 赤色点滅(ディップスイッチにて切替)
■RUN接点出力
定格負荷:250V AC 0.5A(cosφ=1)
30V DC 0.5A(抵抗負荷)
最大開閉電圧:250V AC 30V DC
最大開閉電力:250VA(AC) 150W(DC)
最小適用負荷:1V DC 1mA
機械的寿命:2000万回(300回/分)
誘導負荷を駆動する場合は接点保護とノイズ消去を行って下さい。

モデム・インタフェース仕様
通信規格:EIA RS-232-C準拠
通信方式:半二重調歩同期(非同期)式

設置仕様
消費電力
・交流電源:約20VA
・直流電源:約12W
消費電流(供給電源なし):100mA
出力電流(供給電源あり):20V DC 250mA(連続)
400mA(10分間)
使用温度範囲:-10~+55℃
使用湿度範囲:30~90%RH(結露しないこと)
使用周囲雰囲気:腐食性ガス、ひどい塵埃のないこと
取付:ベース(形式:D3-BS□)に取付
質量:約180g

性能
絶縁抵抗:100MΩ以上/500V DC
耐電圧:RS-232-C・内部通信バス・内部電源-供給電源-
RUN接点出力-FG間
1500V AC 1分間

パネル図

外形寸法図(単位:mm)・端子番号図

ブロック図・端子接続図

システム構成例

解説
■入出力カードの配置
本器は専用回線通信モデムとの組合せで、1対1のテレメ・テレコンを実現できます。また、第1スロットに実装された入力カードのデータは、相手局の第1スロットに実装される出力カードに出力し、第2スロットは相手局の第2スロットに出力します。同様に第16スロットの入力は、相手局の第16スロットに出力します。
このため、相手局の同一スロットには、入力カードの場合は出力カードが、出力カードの場合は入力カードが実装されていなければなりません。相手局の同一スロットにカードが実装されていない場合も、同様にERR表示ランプが点灯し、RUN接点出力(警報)が開放となります(異常とし、警報を出しますが他のカードに対しては通常と同じように動作します)。
デジタル入力カードとアナログ出力カード、アナログ入力カードとデジタル出力カードの組合せは異常としていません。
■上位通信カードの入力データ設定について
スイッチの設定にかかわらず、相手局との通信に異常が発生すると、最終値で保持し、相手局との通信が再開されるまで入力データを更新しません。
■RUN接点出力と表示ランプ
●表示ランプ
前面のランプは、側面のディップスイッチ(SW3-1)により2種類の状態を表示します。
①回線の通信状態のみ確認したい場合(SW3-1がON)
回線の通信状態を表示します。
RUN表示ランプはデータ受信時に赤色に点滅し、ERR表示ランプはデータ送信時に赤色に点滅します。
②組合せ異常検出、データ送受信などの異常を確認したい場合(SW3-1がOFF)
RUN表示ランプは相手局から正常にデータを受信すると、緑色に点灯します。
ERR表示ランプは相手局から正常にデータを受信し、入出力カードの内部通信が正常で、かつ相手局との入出力カードの不一致がない場合に消灯します。
・相手局から正常にデータを受信できない。
・相手局と入出力カードが一致しない。
・入出力カードが全く実装されていない。
・内部通信が正常に行えない。
上記のような場合は緑色に点灯し、内部回路異常時は緑色に点滅します。
●RUN接点出力
通信(回線)異常と入出力カードの組合せ異常を検出します。入出力カードの組合せ異常検出はSW6-4にて無効に設定可能です。

○入出力カードの組合せ異常検出が有効の場合(SW6-4がOFF)
<ON条件>
各スロットにて入出力カードの組合せが正常で、かつ相手局と正常に送受信している場合。
<OFF条件>
各スロットにて入出力カードの組合せが異常の場合。
例)
・相手局に入出力カードが実装されていない。
・マスタ局に入力カードが実装されている場合でスレーブ局にも入力カードが実装されている。
・マスタ局に出力カードが実装されている場合でスレーブ局にも出力カードが実装されている。
注)通信中にモデムインタフェースカードをベースから取外した際は、タイミングにより相手局にて入出力カード組合せ異常を検出後、通信異常となる場合があります。モデムインタフェースカードを再び実装すると正常に通信を開始します。性能上、問題ありません。

○入出力カードの組合せ異常検出が無効の場合(SW6-4がON)
通信(回線)異常検出のみを行います。
<ON条件>
相手局から正常にデータを受信している場合。
<OFF条件>
相手局から正常にデータを受信しない場合。
未通信検出時間後OFFとなります。未通信検出時間は、D3CONにて設定可能です。
初期値は60秒です。通信速度を考慮して設定して下さい。伝送時間の4倍以上の値に設定することをおすすめします。

■デジタル入力の保持機能
デジタル入力信号は、本器が相手局にデータを送信し、再度送信するまでの間にONとなったビットを記憶しています。このため、押しボタンスイッチなどを直接入力カードに接続することが可能となります(入力部に保持回路を設ける必要はありません。ただし、内部通信のための50ms以上の入力時間が必要となります)。保持データの再送は行いませんので、回線が不安定で通信異常が多発する場合には、正確に送信できなくなりますので注意して下さい。
出力カードでは、新しいデータを受信するまで出力を保持しますので、伝送時間と同じON時間を確保することができます(ON時間は機器構成により大きく変化します。使用される機器構成の伝送時間を計算し、ON時間を確認して下さい)。

© 2011 株式会社エム・システム技研