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詳細につきましては仕様書PDFをご参照ください。


D3-LT4

テレメータ D3 シリーズ

50bps通信カード
(専用回線符号品目、Modbus、1対n専用)

形式:D3-LT4①

価格
基本価格 150,000円
加算価格
・オプション仕様により加算あり。

ご注文時指定事項
・形式コード:D3-LT4①
①は下記よりご選択ください。
(例:D3-LT4/Q)
・オプション仕様(例:/C01)

①付加コード
◆オプション仕様
無記入:なし
/Q:あり(オプション仕様より別途ご指定下さい。)

オプション仕様
◆コーティング(詳細は、弊社ホームページをご参照下さい。)
/C01:シリコーン系コーティング +500円
/C02:ポリウレタン系コーティング +500円
/C03:ラバーコーティング +500円

関連機器
・50bps IPコンバータ(形式:DT8-2)
・1対n専用上位通信カード(形式:D3-NE2、D3-NM2)
・50bps通信カード(形式:D3-LT2)

機器仕様
接続方式
・回線・RUN接点出力:M3ねじ2ピース端子台接続(締付トルク0.5 N・m)
・上位通信バス:ベース(形式:D3-BS□)に接続
・内部電源:ベース(形式:D3-BS□)より供給
・RUN1接点出力:コネクタ形ユーロ端子台
(適用電線サイズ:0.2~2.5mm2、剥離長 7mm)
推奨圧着端子:R1.25-3(日本圧着端子製造、ニチフ)
(スリーブ付圧着端子使用不可)
(適用圧着端子サイズの図を参照)
・適用電線サイズ:0.75~1.25mm2
端子ねじ材質:鉄にニッケルメッキ
アイソレーション:回線-上位通信バス・内部電源-RUN接点出力-RUN1接点出力間
ノードアドレス設定:01~F7 ロータリスイッチにより設定
マスタ/スレーブ切替設定:マスタ、スレーブを側面のディップスイッチにより設定
強制キャリア出力設定:通常モード、強制キャリア出力を側面のディップスイッチにより設定
スロット割付設定:側面のディップスイッチにより設定
RUN表示ランプ:赤/緑2色LED、交信正常時 緑色点灯、データ受信時 赤色点滅(ディップスイッチにて切替)
ERR表示ランプ:赤/緑2色LED、交信異常時 緑色点灯、内部回路異常時 緑色点滅、データ送信時 赤色点滅(ディップスイッチにて切替)
■RUN1接点出力
定格負荷:30V DC 0.5A(抵抗負荷)
最大開閉電圧:125V DC
最大開閉電力:60W
最小適用負荷:10mV DC 1mA
機械的寿命:5000万回
誘導負荷を駆動する場合は接点保護とノイズ消去を行って下さい。
■RUN接点出力
定格負荷:250V AC 0.5A(cosφ=1)
30V DC 0.5A(抵抗負荷)
最大開閉電圧:250V AC 30V DC
最大開閉電力:250VA(AC) 150W(DC)
最小適用負荷:1V DC 1mA
機械的寿命:2000万回(300回/分)
誘導負荷を駆動する場合は接点保護とノイズ消去を行って下さい。

回線仕様
回線:NTT専用回線符号品目 50bps
送出電圧:±48V
送出電流:±20mA±3mA
収容回線数:1回線
伝送速度:50bps以下
異常検出:CRC16
認定番号:L05-0020

設置仕様
消費電流:140mA
使用温度範囲:-10~+55℃
使用湿度範囲:30~90%RH(結露しないこと)
使用周囲雰囲気:腐食性ガス、ひどい塵埃のないこと
取付:ベース(形式:D3-BS□)に取付
質量:約200g

性能
絶縁抵抗:100MΩ以上/500V DC
耐電圧:
回線-上位通信バス・内部電源-RUN接点出力- RUN1接点出力間
1500V AC 1分間

パネル図

通信(専用回線)ケーブルの配線

Modbusファンクションコード

Modbus I/O割付

伝送データ

入出力データ

外形寸法図(単位:mm)・端子番号図

ブロック図・端子接続図

システム構成例
D3-LT4は専用回線通信を利用して、複数の遠隔地と1台のPLCやPCとの通信が可能です。D3-LT4 は遠隔地の専用回線用通信カード(形式:D3-LT2)と常時送受信します。上位通信カード(形式:D3-NM2)はD3-LT4 と送受信するので、PLCやPCは専用回線通信に関係なく複数の遠隔地のデータを速やかに集積できます。

解説
■相手局の通信カード
本器はD3-LT2と通信します。相手局は必ずD3-LT2を使用して下さい(D3-LT4同士の通信はできません)。
■上位通信機能
本器は上位通信カード(形式:D3-NM2、D3-NE2)と組合わせてご使用下さい。組合わせて使用することでPLCやパソコンのスレーブ局として動作します。
ノードアドレスは上位に通信する通信プロトコル(Modbus、Modbus/TCP)の仕様に合わせて設定して下さい。
また、本器は同一ベース上に複数枚を実装できますので、ノードアドレスを設定する際は重複しないように設定して下さい。
■上位通信カードの入力データ
相手局との通信に異常が発生すると最終値で保持し、相手局との通信が再開されるまで入力データを更新しません(ファームウェアバージョン0.13以前では“0”リセット)。なお、カード情報、異常情報、データ異常情報は“0”リセットになります。
■入出力カード
本器は入出力カードを同一ベース上で使用できません。入出力カードを同一ベース上に実装した場合には正常に動作しませんのでご注意下さい。
■入出力カード異常検出設定
相手局(形式:D3-LT2)の入出力カードの故障、落脱等をRUN接点出力にて検出する機能です。設定はD3CONにて行います。設定方法等の詳細はD3CONの取扱説明書を参照して下さい。
■RUN接点出力と表示ランプ
●表示ランプ
前面のランプは、側面のディップスイッチ(SW3-1)により2種類の状態を表示します。
①回線の通信状態のみ確認したい場合(SW3-1がON)
回線の通信状態を表示します。
RUN表示ランプはデータ受信時に赤色に点滅し、ERR表示ランプはデータ送信時に赤色に点滅します。
②上位通信、データ送受信などの異常を確認したい場合(SW3-1がOFF)
RUN表示ランプは相手局から正常にデータを受信すると、緑色に点灯します。
ERR表示ランプは相手局から正常にデータを受信し、内部通信・上位通信が正常の場合に消灯します。
・相手局から正常にデータを受信できない。
・内部通信が正常に行えない。
・上位通信が正常に行えない。
上記のような場合は緑色に点灯し、内部回路異常時は緑色に点滅します。
●RUN□接点出力
①RUN1接点出力
通信(専用回線)異常を検出します。
<ON条件>
相手局から正常にデータを受信している場合。
<OFF条件>
・マスタ局(SW3-2がON)の場合
スレーブ局から正常にデータを受信しない場合(伝送時間:Tmの約4倍の時間後OFFとなります)。
・スレーブ局(SW3-2がOFF)の場合
マスタ局から正常にデータを受信しない場合(未通信検出時間の約4倍の時間後OFFとなります。未通信検出時間はコンフィギュレータソフトウェア(形式:D3CON)にてスレーブ局のみ設定可能です。未通信検出時間の初期値は51.2秒です)。

②RUN接点出力
通信(専用回線)異常と上位通信異常を検出します。
< ON 条件>
相手局から正常にデータを受信していて、かつ、上位機器と正常にデータを送受信している場合。
< OFF 条件>
相手局から正常にデータを受信しない場合。または、上位機器と正常にデータを送受信しない場合。
例)通信設定(アドレス等)が正常でない。

■伝送時間
伝送時間は、スレーブ局に実装しているカードの種類と枚数により決まります。マスタ局の伝送時間はスレーブ局に実装しているカードと対となるカード(アナログ入力カードを実装している場合は出力カード)の伝送時間と同様になります。

Tc (構成データと待ち時間)= 4.8秒
Ta1(アナログ4点入力カード1枚の伝送時間)= 2.2秒
Ta2(アナログ8点入力カード1枚の伝送時間)= 3.8秒
Ta3(アナログ16点入力カード1枚の伝送時間)= 7.4秒
Td1(デジタル16点入力カード1枚の伝送時間)= 0.6秒
Td2(デジタル32点入力カード1枚の伝送時間)= 2.2秒
Td3(デジタル64点入力カード1枚の伝送時間)= 2.2秒
Tout(出力カード1枚の伝送時間)= 0.2秒

アナログ4点入力カードの枚数をNa1、アナログ8点入力カードの枚数をNa2、アナログ16点入力カードの枚数をNa3、デジタル16点入力カードの枚数をNd1、デジタル32点入力カードの枚数をNd2、デジタル64点入力カードの枚数をNd3、出力カードの枚数をNoutとすると1局の伝送時間(TmまたはTs)は下記の式で求めることができます。
 Tm(Ts)=Tc+(Ta1×Na1)+(Ta2×Na2)+(Ta3×Na3)+(Td1×Nd1)+(Td2×Nd2)+(Td3×Nd3)+(Tout×Nout)

総伝送時間(1局が伝送を開始したときから再度伝送を開始するまでの時間)は、マスタ局の伝送時間とスレーブ局の伝送時間の和として求めることができます。
 T=Tm+Ts

例)スレーブ局にアナログ4点入力カードが2枚、デジタル16点入力カードが3枚、アナログ出力カードが2枚、デジタル出力カードが4枚、実装されている場合マスタ局はアナログ4点入力カードが2枚、デジタル16点入力カードが4枚、アナログ出力カードが2枚、デジタル出力カードが3枚の伝送時間と同等となるので、下記のように求めることができます。
 Ts=4.8+(2.2×2)+(0.6×3)+(0.2×(2+4))=12.2秒
 Tm=4.8+(2.2×2)+(0.6×4)+(0.2×(2+3))=12.6秒
 T=Tm+Ts=12.6+12.2=24.8秒
■伝達時間
伝達時間(1局に入力を変化させ、相手局の出力が変化を開始するまでの時間)は、入力の変化と送信を開始するタイミングにより大きく変化します。例えば、マスタ局からスレーブ局への伝達時間(Tm_max)は下記のような範囲となります。
 Tm<Tm_max<Tm+Ts+Tm

同様にスレーブ局からマスタ局への伝達時間(Ts_max)は下記のような範囲となります。
 Ts<Ts_max<Ts+Tm+Ts

伝送時間の構成例において、伝達時間を求めると
 Tm_max=12.6~37.4秒
 Ts_max=12.2~37.0秒
となります。

© 2011 株式会社エム・システム技研