*一部表示できない項目がございます。
詳細につきましては仕様書PDFをご参照ください。


D5-LT3

テレメータ D5 シリーズ

50bps通信カード
(専用回線符号品目、上位モニタ機能付)

形式:D5-LT3①

価格
基本価格 145,000円
加算価格
・オプション仕様により加算あり。

ご注文時指定事項
・形式コード:D5-LT3①
①は下記よりご選択ください。
(例:D5-LT3/Q)
・オプション仕様(例:/C01)

①付加コード
◆オプション仕様
無記入:なし
/Q:あり(オプション仕様より別途ご指定下さい。)

オプション仕様
◆コーティング(詳細は、弊社ホームページをご参照下さい。)
/C01:シリコーン系コーティング +500円
/C02:ポリウレタン系コーティング +500円
/C03:ラバーコーティング +500円

注意事項
・入出力カードの配置
 本器は1対1のテレメ・テレコンを実現するための通信カードです。第1スロットに実装された入力カードのデータは、相手局の第1スロットに実装される出力カードに出力し、第2スロットは相手局の第2スロットに出力します。同様に第16スロットの入力は、相手局の第16スロットに出力します。このため、相手局の同一スロットには、入力カードの場合は出力カードが、出力カードの場合は入力カードが実装されていなければなりません。また、相手局の同一スロットにカードが実装されていない場合も、同様にERR表示ランプが点灯し、RUN1接点出力が開放となります。(異常とし、警報を出しますが他のカードに対しては通常と同じように動作します。)
 デジタル入力カードとアナログ出力カード、アナログ入力カードとデジタル出力カードの組合せは異常としていません。
・マスタ/スレーブの設定
必ず、一方をマスタに、他方をスレーブに設定して下さい。本体側面のディップスイッチ(SW4)をOFFにするとスレーブ、ONにするとマスタになります。
・上位モニタ機能
 本器は上位通信カード(形式;D5-NM1、D5-NE1など)と組合わせて、PLCやパソコンで入力信号の監視が可能です。
(PLCやパソコンから、出力カードに出力することはできません。)
 上位通信カードと組合わせて使用する場合には、多連ベース(形式:D5-BS03、07、15)を使用して下さい。
《注意》
専用回線との接続は、工事担任者またはその監督の下で行って下さい。
(SG端子を必ず100Ω以下で接地して下さい。)

機器仕様
接続方式
・回線およびRUN1接点出力:コネクタ形ユーロ端子台
  使用電線サイズ AWG24-12(0.2~2.5mm2)、
  剥離長 7mm
・内部通信バス:ベース(形式:D5-BS)に接続
・内部電源:ベース(形式:D5-BS)より供給
アイソレーション:回線-RUN1接点出力-内部通信バス・内部電源間
マスタ/スレーブ設定:マスタ、スレーブを側面のディップスイッチにより設定
強制出力設定:送出電流を強制的に反転、側面のディップスイッチにより設定
RUN表示ランプ:赤/緑2色LED(ディップスイッチにて切換)
 交信正常時緑色点灯、データ受信時赤色点灯
ERR表示ランプ:赤/緑2色LED(ディップスイッチにて切換)
 入出力カード不一致時緑色点灯、データ送信時赤色点灯
占有エリア設定:占有エリア“2”に固定
■RUN1接点出力:異常時接点開
定格負荷:30V DC 0.5A(抵抗負荷)
最大開閉電圧:125V DC
最大開閉電力:60W(DC)
最小適用負荷:10mV DC 1mA
機械的寿命:5000万回
誘導負荷を駆動する場合は接点保護とノイズ消去を行って下さい。
専用回線の通信信号は、ノイズ等に弱く誘導負荷の影響を受ける場合があります。このため通常は、電源カード(形式:D5-PS)のRUN接点出力を用いて下さい。

回線仕様
回線:NTT専用回線符号品目 50bps
伝送方式:アースリターン方式
送出電圧:±48V
送出電流:±20mA±3mA
収容回線数:1回線
伝送速度:50bps以下
異常検出:CRC16
認定番号:L03-0112

設置仕様
使用温度範囲:-5~+55℃
使用湿度範囲:30~90%RH(結露しないこと)
使用周囲雰囲気:腐食性ガス、ひどい塵埃のないこと
取付:ベース(形式:D5-BS)に取付
質量:約150g

性能
絶縁抵抗:100MΩ以上/500V DC
耐電圧:回線-内部通信バス・内部電源間
500V AC 1分間
RUN1接点出力-回線・内部通信バス・内部電源間
1500V AC 1分間
供給電源-FG間(電源カードにて絶縁)
2000V AC 1分間

解説
■RUN□接点出力と表示ランプ
●表示ランプ
前面の表示ランプは、側面のディップスイッチ(SW3)により2種類の状態を表示します。
①SW3がONの場合
専用回線の通信状態を表示します。
RUN表示ランプはデータ受信時に赤色に点灯し、ERR表示ランプはデータ送信時に赤色に点灯します。
②SW3がOFFの場合
RUN表示ランプは相手局から正常にデータを受信すると、緑色に点灯します。
ERR表示ランプは相手局から正常にデータを受信し、入出力カードの内部通信や相手局との入出力カードの不一致がない場合に消灯します。
・相手局から正常にデータを受信できない。
・相手局と入出力カードが一致しない。
・入出力カードが全く実装されていない。
・内部通信が正常に行えない。
上記のような場合に緑色に点灯します。
●RUN□接点出力
本器には、本体にRUN1接点出力があります。また、ベースの左端に実装する電源カード(形式:D5-PS)のRUN接点出力も本器の出力で動作します。
①RUN1接点出力
RUN1接点出力は、SW3がOFF時のRUN表示ランプと連動します。
相手局から正常にデータを受信するとRUN1接点出力は、導通状態(リレーがON)となります。
マスタ局(SW4がON)の場合、データ送信後相手局からデータが返送されない場合に3度の再送を行います。
再送しても相手局からデータが返送されない場合に、RUN1接点出力は解放(リレーがOFF)となります。
入出力カードの実装枚数により異なります。(伝送時間の3倍の時間にて動作します。)
スレーブ局(SW4がOFF)の場合、データが3 度送られる時間を待ちます。 この間に相手局から正常なデータを受信しない場合は、RUN1接点出力は解放(リレーがOFF)となります。
 *、スレーブ局は、マスタ局からのデータ数が不明のため最大値を考慮して、待ち時間を約4分に設定しています。
②RUN接点出力
RUN接点出力は、SW3がOFF時のERR表示ランプと連動します。
(ERR表示ランプは異常時点灯しますので逆の動作となります。)
相手局との通信が正常で入出力カードが正常な場合、RUN接点出力は導通状態(リレーがON)となります。入出力カードが正常な場合には、RUN接点出力はRUN1接点出力と同じ動作となります。
相手局との通信が正常な場合、異常を検出するとRUN接点出力は解放(リレーがOFF)となります。
■伝送時間
伝送時間は、実装しているカードの種類と枚数により決まります。
 Tc(構成データと待ち時間)=1.8
 Ta1(アナログ1点入力カード1枚の伝送時間)=0.9
 Ta2(アナログ2点入力カード1枚の伝送時間)=1.2
 Td1(デジタル4点入力カード1枚の伝送時間)=0.6
 Td2(デジタル16点入力カード1枚の伝送時間)=0.8
 Tout(出力カード1枚の伝送時間)=0.3
アナログ1点入力カードの枚数をNa1、アナログ2点入力カードの枚数をNa2、デジタル4点入力カードの枚数をNd1、デジタル16点入力カードの枚数をNd2、出力カードの枚数をNoutとすると1局の伝送時間(TmまたはTs)
は下記の式で求めることができます。
 Tm(Ts)= Tc+(Ta1×Na1)+(Ta2× Na2)+
(Td1×Nd1)+(Td2×Nd2)+(Tout× Nout)
 総伝送時間(1局が伝送を開始したときから再度伝送を開始するまでの時間)は、マスタ局の伝送時間とスレーブ局の伝送時間の和として求めることができます。
 T=Tm+Ts
マスタ局にアナログ2点入力カードが2枚、デジタル4点入力カードが3枚、アナログ出力カードが2枚、デジタル出力カードが4枚、スレーブ局にアナログ2点入力カードが2枚、デジタル4 点入力カードが4枚、アナログ出力カードが2枚、デジタル出力カードが3枚の場合、下記のように求めることができます。
Tm=1.8+(1.2×2)+(0.6×3)+(0.3×(2+4))
=7.8
Ts=1.8+(1.2×2)+(0.6×4)+(0.3×(2+3))
=8.1
T=Tm+Ts
=7.8+8.1
=15.9(s)
=約16秒
■伝達時間
伝達時間(1局に入力を変化させ、相手局の出力が変化を開始するまでの時間)は、入力の変化と送信を開始するタイミングにより大きく変化します。例えば、マスタ局の入力がスレーブ局から出力する伝達時間(Tm_max)は下記のような範囲となります。
 Tm<Tm_max<Tm+Ts+Tm
同様にスレーブ局の入力が、マスタ局から出力する伝達時間
(Ts_max)は下記のような範囲となります。
 Ts<Ts_max<Ts+Tm+Ts
伝送時間の構成例において、伝達時間を求めると
Tm_max=7.8~23.7、Ts_max=8.1~24.0となります。

デジタル入力の保持機能
デジタル入力信号は、本器が相手局にデータを送信し、再度送信するまでの間にONとなったビットを記憶しています。このため、押しボタンスイッチなどを直接入力カードに接続することが可能となります。(入力部に保持回路を設ける必要はありません。ただし、内部通信のための50ms以上の入力時間が必要となります。)保持データの再送は行いませんので、回線が不安定で通信異常が多発する場合には、正確に送信できなくなりますので注意して下さい。
出力カードでは、新しいデータを受信するまで出力を保持しますので、伝送時間と同じON時間を確保することができます。(ON時間は機器構成により大きく変化します。使用される機器構成の伝送時間を計算し、ON時間を確認して下さい。)

パネル図

外形寸法図(単位:mm)

ブロック図・端子接続図

システム構成例

© 2011 株式会社エム・システム技研