NS-7775-B Rev.3
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R7G4HML-6-SVF4

リモートI/O R7G4H シリーズ

少点数入出力ユニット

(MECHATROLINK-Ⅰ/-Ⅱ用、高速直流電圧/電流入力、絶縁4点、ねじ端子台)
主な機能と特長
●MECHATROLINK-Ⅰ/-Ⅱ用高速直流電圧/電流4点入力の少点数入出力ユニット
●コンフィギュレータソフトウェア(形式:R7CFG)を用いることにより、入力1点ごとの設定、ゼロスパン調整、スケーリング設定の変更などが可能

形式:R7G4HML-6-SVF4-R①

価格

基本価格 68,000円
加算価格
・オプション仕様により加算あり。

ご注文時指定事項

・形式コード:R7G4HML-6-SVF4-R①
①は下記よりご選択下さい。
(例:R7G4HML-6-SVF4-R/Q)
・オプション仕様(例:/C01)

端子台

6:電源用:ねじ端子台
    通信用:MECHATROLINK-Ⅰ/-Ⅱ専用コネクタ
    入出力用:ねじ端子台

種類

SVF4:高速直流電圧/電流入力4点(10V/20mA)

供給電源

◆直流電源
R:24V DC(許容範囲 ±10%、リップル含有率 10%p-p以下)

①付加コード

◆オプション仕様
無記入:なし
/Q:あり(オプション仕様より別途ご指定下さい。)

オプション仕様

◆コーティング(詳細は、弊社ホームページをご参照下さい。)
/C01:シリコーン系コーティング +1,000円
/C02:ポリウレタン系コーティング +1,000円
/C03:ラバーコーティング +1,000円

関連機器

・コンフィギュレータソフトウェア(形式:R7CFG)
コンフィギュレータソフトウェアは、弊社のホームページよりダウンロードが可能です。
本器をパソコンに接続するには専用ケーブルが必要です。
対応するケーブルの形式につきましては、ホームページダウンロードサイトまたはコンフィギュレータソフトウェア取扱説明書をご参照下さい。

機器仕様

接続方式
・MECHATROLINK:MECHATROLINK-I/-II専用コネクタ
・供給電源・入力信号:M3ねじ2ピース端子台接続
(締付トルク0.5N・m)
圧着端子:「推奨圧着端子」の図を参照下さい。
・推奨メーカ:日本圧着端子製造、ニチフ
・適用電線サイズ:0.25~1.65mm2(AWG22~16)
端子ねじ材質:鉄にニッケルメッキ
ハウジング材質:難燃性灰色樹脂
アイソレーション:入力0-入力1-入力2-入力3-
MECHATROLINK・FE-供給電源間
入力ゼロ調整:R7CFGにより設定
入力スパン調整:R7CFGにより設定
入力レンジ設定:上面のディップスイッチまたはR7CFGにより設定
移動平均回数設定:R7CFGにより設定
状態表示ランプ:PWR、RUN、ERR、SD、RD(詳細は取扱説明書を参照下さい)
■推奨圧着端子

MECHATROLINK仕様

MECHATROLINKモード設定:MECHATROLINK-Ⅰまたは
MECHATROLINK-Ⅱと伝送バイト数をディップスイッチで設定
(工場出荷時設定:MECHATROLINK-Ⅱ、17バイトモード)
(詳細は取扱説明書を参照下さい。)
局アドレス設定:60H~7FH(ロータリスイッチで設定。工場出荷時設定 61H)(詳細は取扱説明書を参照下さい。)

■MECHATROLINK-I
・伝送速度:4Mbps
・最大伝送距離:50m
・最小局間距離:30cm
・伝送ケーブル:MECHATROLINK専用ケーブル
 (安川コントロール製(形式:JEPMC-W6003-□-E))
・最大接続スレーブ数:15局
 (マスタユニットにより、最大接続スレーブ数が変わる場合があります。マスタユニットの取扱説明書にてご確認下さい。)
・伝送周期:2ms(固定)
・データ長:17バイト

■MECHATROLINK-Ⅱ
・伝送速度:10Mbps
・最大伝送距離:50m
・最小局間距離:50cm
・伝送ケーブル:MECHATROLINK専用ケーブル
 (安川コントロール製(形式:JEPMC-W6003-□-E))
・最大接続スレーブ数:30局
 (マスタユニットにより、最大接続スレーブ数が変わる場合があります。マスタユニットの取扱説明書にてご確認下さい。)
・伝送周期:0.5ms、1ms、 1.5ms、 2ms、 4ms、 8ms
・データ長:17バイト/32バイト選択可(ネットワーク内混在不可)

入力仕様

■電流レンジ
入力抵抗:50Ω
入力レンジ:-20~+20mA DC、0~20mA DC、4~20mA DC
■低電圧レンジ
入力抵抗:100kΩ以上
入力レンジ:-1~+1V DC、0~1V DC、-0.5~+0.5V DC
■高電圧レンジ
入力抵抗:1MΩ以上
入力レンジ:-10~+10V DC、-5~+5V DC、0~10V DC、
0~5V DC、1~5V DC

設置仕様

消費電流
・直流電源:約70mA
使用温度範囲:0~55℃
保存温度範囲:-20~+65℃
使用湿度範囲:30~90%RH(結露しないこと)
使用周囲雰囲気:腐食性ガス、ひどい塵埃のないこと
取付:壁またはDINレール取付(35mmレール)
質量:約220g

性能

変換精度:±0.1%
変換速度:1ms/4CH
変換データ:入力レンジに対し0~10000
温度係数:±0.015%/℃
入力回路の遅延時間:1ms以下(0→90%)
絶縁抵抗:100MΩ以上/500V DC
耐電圧:入力0-入力1-入力2-入力3-
MECHATROLINK・FE-供給電源間
1500V AC 1分間

適合規格

適合EU指令:
電磁両立性指令(EMC指令)
 EMI EN 61000-6-4
 EMS EN 61000-6-2
RoHS指令

コンフィギュレータソフトウェア設定

コンフィギュレータソフトウェアを用いることにより、以下の設定が可能です。
コンフィギュレータソフトウェア(形式:R7CFG)の使用方法については、R7CFGの取扱説明書をご覧下さい。

パネル図

端子配列

■入力の配線
■供給電源の配線

データ変換

応答時間

アナログ入力ユニットの応答時間は、0→100%のステップ状の入力信号が与えられたときに、上位機器(マスタ)の通信用ASICが90%の入力信号を受け取るまでの時間です。
TCOM:上位機器(マスタ)で設定しているMECHATROLINK-Ⅱ伝送周期。
MECHATROLINK-Ⅱの伝送周期は、システム構成、設定によって変わります。

TI:入力ユニット遅延時間≦入力回路の遅延時間(Ta)+変換速度*1(Tb)+入力内部処理遅延時間(Tc)(伝送周期1回分)

TINP:入力ユニット応答時間≦TI+TCOM

*1、変換速度×移動平均回数

例)移動平均回数:1回、MECHATROLINK-II伝送周期:0.5msの場合
入力ユニット遅延時間(TI):入力回路の遅延時間(1ms)+変換速度(1ms)×移動平均回数(1回)+入力内部処理遅延時間(0.5ms)=2.5 [ms]
入力ユニット応答時間(TINP):TI(2.5ms)+TCOM(0.5ms)=3.0 [ms]

ビット配置

アナログ入力ユニットは、コンフィギュレータソフトウェア(形式:R7CFG)にてスケーリングが可能です。詳細はコンフィギュレータソフトウェアの取扱説明書をご参照下さい。

外形寸法図(単位:mm)・端子番号図

取付寸法図(単位:mm)

ブロック図・端子接続図

EMC(電磁両立性)性能維持のため、FE端子を接地して下さい。
注)FE端子は保護接地端子(Protective Conductor Terminal)ではありません。